商品事故が起きたらどうなる?PL保険による補償と東京海上日動のサポート体制

2026.05.09 Sat

PL保険による補償と東京海上日動のサポート体制
 

「もし作ったグッズが原因で誰かがケガをしたら?」
「ノベルティを配布したクライアントから事故報告が来たら?」
「OEM製品のリコール対応はどうなる?」
 

これらは、グッズ制作を法人や企業ノベルティに使う担当者にとって、決して他人事ではない不安です。
 

結論から言えば、ZEAMI Goodsは 東京海上日動火災のPL保険(生産物賠償責任保険) に加入しており、製品に起因する事故に備えた補償体制を整えています。
 

これは OEM製品・ノベルティ・大量配布物 を扱う法人案件において、極めて重要な安心材料です。
 

本記事では、よくある質問「万が一、商品による事故が発生した場合の補償はありますか?」を出発点に、PL保険の仕組み、補償範囲、業界での意味までを徹底解説します。


Q 万が一、商品による事故が発生した場合の補償はありますか?
 

弊社は PL保険(生産物賠償責任保険) に加入しており、製品に起因する事故に備えています。
 

弊社の製品が原因でトラブルが発生した場合、東京海上日動火災のPL保険 にて補償いたします。
 

OEM製品やノベルティとしてもご安心してご利用いただけます。
 

――この回答の本質は、「製造責任への備えがあることが、法人取引の前提」 という事実です。
ここから先は、PL保険の仕組みと、それが意味する安心の本質を解き明かしていきます。


PL保険とは何か
 

PL保険とは、Product Liability(製造物責任)の頭文字を取ったもので、生産物賠償責任保険 と訳されます。
 

製造者・販売者が、自社の製品が原因で起こった事故(他人の身体・財産への損害)について、賠償責任を負うリスクに備える保険です。
 

日本では 1995年に施行された「製造物責任法(PL法)」 により、製造者の無過失責任が明確化されました。
 

これは:
・製品の欠陥で他人に損害を与えた場合、故意・過失の有無に関わらず 製造者が責任を負う
・販売者・OEM委託先も状況により責任を負う場合がある
 

つまり、グッズ制作を依頼する側にとって、「製造元がPL保険に加入しているか」 は、リスク管理の重要な確認項目です。


なぜ東京海上日動なのか
 

ZEAMI Goodsが加入しているのは、東京海上日動火災保険のPL保険です。
 

東京海上日動は、日本最大級の損害保険会社のひとつです。
業界最大手:100年以上の歴史と圧倒的な財務基盤
専門部署による事故対応:製造物責任に特化したスキーム
国際的な対応力:海外事故も含めて対応可能
法的サポート:弁護士費用も含めた包括対応
 

「もし何か起きたとき」に、確かな対応力 を持つ保険会社が後ろにいることは、製造者・依頼者双方にとって心強い安心材料です。


PL保険でカバーされる典型的なケース
 

PL保険でカバーされる代表的なシナリオ:
 

ケース1:金具の欠落による怪我
缶バッジのピン部分が外れて、配布先の子供が手にケガをした。
→ 治療費・慰謝料を補償対象として検討。
 

ケース2:アクリル製品の割れによる損害
アクリルキーホルダーが落下衝撃で割れ、破片が車のフロントガラスに当たって損傷。
→ 物損補償の対象として検討。
 

ケース3:素材アレルギーによる肌トラブル
配布したノベルティの素材で、配布先のお客様に皮膚アレルギーが発生。
→ 治療費・慰謝料の対象として検討。
 

ケース4:印刷ステッカーの剥がれによる損害
家電量販店の展示品に貼った販促ステッカーが剥がれ、商品ディスプレイを汚した。
→ 物損補償の対象として検討。
 

これらは 「製品起因の事故」 として、補償の対象となる可能性があります。
実際の補償判断は、個別の事故状況に応じて保険会社が行います。


PL保険があることがOEM/ノベルティ案件で意味する安心
 

法人案件・OEM案件・大量ノベルティ案件では、PL保険の加入は 取引前提条件 として認識されることがあります。
 

クライアント企業側のリスク管理担当・調達担当・コンプライアンス担当は、製造委託先のPL保険加入状況を確認することがあります。
 

「PL保険加入済み」という事実は:
取引可能リスト入りの前提 となる
クライアント企業の社内承認プロセスを通しやすい
監査時のリスクマネジメント評価が高い
事故時の対応スキームが事前に明確
 

これらは、グッズ制作という業務領域では当然のように見えるかもしれませんが、PL保険未加入の業者と取引することは、現代ビジネスではリスクが大きすぎる選択になります。


個人クリエイターにとってもPL保険の意味は大きい
 

「自分は同人活動だから、企業案件のような大事故は関係ない」――。
 

そう思うかもしれませんが、個人クリエイターにとってもPL保険は重要です。
 

例えば:
・即売会で販売した缶バッジのピンが外れて、購入者が怪我をした
・推し活グッズのアクリル製品が破損し、肌を傷つけた
・自費出版したノベルティの素材が、敏感肌のファンにアレルギーを引き起こした
 

こうしたケースで「製造元(ZEAMI Goods)がPL保険に加入している」という事実は、製作者であるあなた自身を 過剰な賠償責任から守る盾 になります。
 

「製造者の責任は製造元(ZEAMI Goods)が負う」という構造があることで、クリエイターは安心して創作活動に専念できます。


PL保険の対象範囲――できることとできないこと
 

PL保険は万能ではありません。
カバーされる範囲と、対象外となる範囲があります。
 

カバーされる範囲
・製品の欠陥に起因する 他人の身体・財産への損害
・治療費・慰謝料・物損補償・休業補償
・損害賠償請求への弁護士費用
・事故調査費用
 

カバーされない範囲(一般的に)
製品そのものの修理・交換(→ こちらは ZEAMI Goods の通常保証で対応)
故意の事故・反社会的活動
戦争・テロ・自然災害に起因する損害
契約上の保証違反(債務不履行)
 

このように、PL保険は 「外部への意図せぬ損害」 をカバーする保険です。
通常の品質保証(不具合再製作・返金)とは性質が異なります。


事故発生時の流れ
 

万が一、ZEAMI Goodsの製品起因の事故が発生した場合の流れ:
 

STEP 1:即時連絡
ZEAMI Goodsへ事故報告(電話・お問い合わせフォーム)。
事故発生日時・状況・被害内容を共有。
 

STEP 2:状況確認
ZEAMI Goodsが状況を確認、東京海上日動への報告・相談。
必要に応じて事故現場・該当製品の確認。
 

STEP 3:保険会社による調査
東京海上日動の専門部署が事故原因を調査。
製造起因か、外部要因かを判定。
 

STEP 4:補償判定
製造起因と判定された場合、保険会社が補償対応。
治療費・物損・慰謝料の支払い手続き。
 

STEP 5:再発防止
ZEAMI Goodsの製造工程の見直し・改善実施。
同様事故の予防策を社内に展開。
 

このプロセスは、保険会社・製造元・依頼者・被害者の四者で連携して進められます。


事故予防のための日常品質管理
 

PL保険は万が一の備えですが、実際には事故そのものが起きない設計 が最も重要です。
 

ZEAMI Goodsの事故予防策:
自社工房での一貫製造(基本外注なし、品質ばらつきを最小化)
職人による目視検品(基準を超えない商品の流出を防止)
素材選定の厳格化(アレルギー・刺激物使用を最小化)
加工工程のレビュー(金具強度・カット精度・接着安定性)
過去事故事例のフィードバック(業界事例の社内共有)
 

2001年の創業以来、年間2万件以上のグッズを製造してきた経験が、こうした事故予防の仕組みを継続的に磨いています。


「PL保険加入済み」という事実の価値
 

PL保険加入は、製造業者にとって 当然の責任 ですが、すべての印刷業者が加入しているわけではありません。
 

とくに:
・小規模個人事業者
・海外受注業者
・新興のオンライン印刷サービス
 

こうした業者のなかには、PL保険未加入のところも少なくありません。
 

「PL保険加入済み」という事実は、「20年以上にわたり継続的に責任を持って製造してきた」 という証明でもあります。
 

選ぶ側にとっては、この事実は意外と大きな判断材料になります。


まとめ
 

ZEAMI Goodsは 東京海上日動火災のPL保険(生産物賠償責任保険) に加入しています。
 

製品起因の事故(他人の身体・財産への損害)について、保険による補償体制を整えています。
 

OEM製品・大量ノベルティ・法人案件にとって、PL保険加入は 取引前提となるリスク管理 です。
 

個人クリエイターにとっても、製造元のPL保険加入は 過剰賠償リスクから創作活動を守る盾 として機能します。
 

事故予防の品質管理と、万が一の備えとしての保険――。
この二重構造が、ZEAMI Goodsで安心してグッズを作っていただける土台です。
 

20年以上の継続的な責任の積み重ねが、この安心を支えています。


 
👉 その委託先、“PL保険加入済み”という基本を確認できていますか?
 


関連する記事

 
届いた商品に不具合があったら?連絡先・必要情報・対応の流れを徹底解説
グッズの保証範囲はどこまで?オンデマンド印刷の品質基準と製作範囲内の現象
品質管理・検品の仕組みは?大阪自社工房の目視検品体制
法人でのグッズ注文・請求書払いは可能?ノベルティ制作・大量発注・OEM対応まで解説
日本製?国内印刷・国内アッセンブリで選ばれるZEAMI Goodsの品質管理
保証対象外になるケースは?データ起因のトラブルと回避ガイド
 

  • X
  • LINE
  • facebook

一覧を見る